「食」@ニエリ
Jumbo! (スワヒリ語でこんにちは)
ルカです!
前回の記事で、アフリカと言っても結構フツーのもの食べてるんだ!ということが分かっていただけたかと思います。笑
きっと、「アフリカはもっと貧しいイメージだった」
と思う方もいたでしょう。
ぜひ私の記事を読んで、都市部の「食」と地方の「食」を見比べ、アフリカ・ケニアの「今」を知っていってくださいね。
前回の記事はこちら→
はい!では今回は、私が現在滞在しているケニアのニエリ郡キアワラという町の「食」について紹介しちゃいます!
都市と地方で、一体どんな違いがあるのでしょうか。
前回同様、三食外食スタイルで見てみましょう。
朝
はい、こちらも朝は「マンダジ」です!いやあ~、朝からヘビーですね。
砂糖たっぷりチャイと、がっつり揚げパン。
朝はなぜかこの甘甘コンビが染みるんです。お米とか食べてらんない。
お値段はナイロビとほぼ一緒で、チャイ・マンダジ共に10円です。
お気付きでしょうが、画像は前回の使いまわしです。ごめんなさい。
こちらは「チャパティ」
皆さん、知ってるでしょ?ケニアではチャパティもよく食べられているんです。
ナイロビでも数回食べたんだけど、だいたいどこのホテル(レストラン)も「ウガリ・チャパティ・ライス」から主食を選ぶ方式になっているんです!
おかずは「ミックス」と呼ばれている、様々な豆・キャベツ・じゃがいも・人参などを煮たもの。
これはお店によってだいぶ異なってきて、豆しか入っていないところもあれば、お肉が入っているところもあるんだ。
チャパティが20円、ミックスが30円~50円くらい。
夜はよく、Nancyという友人が経営しているホテルに食べに行くんだけど、ここの「ビーフシチュー」がとっても美味しいんです。
2日に1回は行くほど。
緑の付け合わせは、「スクマ」という青野菜を炒めたもの。東アフリカやケニアでは、必ずと言っていいほど付け合わせとして出される。
ケニアではすごく一般的な野菜だけど、実は日本でも栄養価の高い健康食として有名!
そう、青汁で使われる「ケール」なんです。
「なんだか苦そう…」と思いますよね?
でも、ケニアの人たちはじょーうずに料理して、苦みを消してしまうんです。
私の大好きな一品です。
ちなみにこのセットで80円です。安い!!
いかがでしたでしょうか?
ナイロビに比べて、とてもローカルな感じですね。
もちろん町には、「インスタ映えが狙えそうなお洒落なレストラン」や、「ファーストフード店」「スタバみたいなWi-Fiが飛んでるカフェ」なんてものはありません。そもそも町にはWi-Fiは1ミリもありません。ちなみに水道もありません。
ですが、「町の人たちが日々の食事を楽しむレストラン」というものはしっかりと存在しています。そこに飛び交うのはWi-Fiではなく会話なのです。うーん、上手い!
安くて美味しい、そして居合わせた人たちで会話を楽しむ場所というのは、都市部にはない魅力なのでしょうね。
おまけ
前回同様、他にもいろいろなご飯を紹介しちゃいます!
こっちに料理名なんてものは存在しないのかもしれません。
正直美味しくなかったです。ビーフの7割は骨だし、味もしない。塩入れ忘れた?
マンダジもモソモソしてて微妙だった。これで250円。高い。
これ、すごく美味しんです。キャベツとじゃがいもを炒めたやつ。
なんていう名前なのか知りたくて聞いてみたんだけど、「キャベツだよ。」と言われました。「キャベツ」らしいです。もっとあるやろ。
「キャベツ」
「キャベツ」です。ちょうど今日の夕飯でした。
今日のお店はライス入りでした。
本来はセットでチャパティが付いてくるんだけど、ダイエット中なので抜いてもらいました。ちなみに、その分安くなる。
サモサも頼んだので、結局プラマイゼロになりました。
はい、今回はケニアの地方の「食」について記事にしてみました!
やっぱりナイロビに比べてとても安いことが分かりますね。
ナイロビで3食外食するとなると、
朝40円
昼350円
夜400円
計800円くらいかかってしまいます。
しかしニエリだと、
朝40円
昼50円
夜80円
計170円以内で食べることができるのです。
ナイロビで外食は出費が痛いですが、地方だと毎食外で食べても大丈夫な価格。むしろ自炊より安いかも…?
ケニアは現在経済成長が著しい国ですが、その分都市と地方の間で大きな格差が生まれているのも事実です。
「食」の値段からも、そういった背景が見えてきました。
近いうちに、ケニアの労働状況などの点から、格差についての記事を書きたいと思っています。
それでは今回はこの辺で。また次回!
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