ケニア・ナクル湖完全ガイド

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こんにちは!ルカです!

だいぶ久しぶりの投稿になってしまいましたが、今回も是非楽しく読んでいただけたら嬉しいです。

 

みなさんはサファリに参加したこと、ありますか?

日本にいるとなかなか経験できないですよね。動物を見るなら動物園でしょうか。

 

しかしここアフリカでは、動物を見るなら公園で決まりです。

広大な公園の中で、のびのびとサファリ(通称ゲームドライブ)を楽しむことができるのです。

 

そこで今回は、およそ2か月前に訪れた(笑)ケニアのナクルという場所にある

世界遺産「ナクル湖国立公園」を紹介していきたいと思います。

 

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ナクル湖国立公園とは

名前だけなら聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

ナクル湖国立公園は、ケニアのナクルというカウンティの中にあります。
下の地図を見てみると、ナイロビのすぐ左上にあることが分かります。

さらに詳しい地図を見てみると

はい、ここです。この大きな湖がナクル湖です。

 

実はこのナクル湖国立公園、200万羽以上のフラミンゴが生息。湖いっぱいにフラミンゴが埋め尽くされ、一面ピンク色が広がる絶景が見れることで有名なんです。

 

しかし…

現在はなんと、ほとんど見ることができません。

なんでも、湖の水位が上昇したからなのだそう。
「水位が上昇して、フラミンゴのえさとなるプランクトンがいなくなってしまった」と、ガイドの人が言っていました。

噂には聞いていたので、数匹見れればいいかなくらいだったのですが、実際には100匹以上見ることができました。フラミンゴに関しては、あまり期待せずに訪れることをお勧めします。

 

さて、そんなナクル湖国立公園ですが、フラミンゴがいなくてもとても魅力的な場所なんです!

 

ナクル湖国立公園の魅力

ナクル湖国立公園の魅力は、なんと言っても湖です。

晴れた日には、空が反射して綺麗な青が広がります。その美しい湖のほとりに佇む動物たちを見れるのは、ナクル湖国立公園だけでしょう。

 

また、野生では絶滅してしまった動物や、数が少なくなってしまった動物を保護しており、ロスチャイルドキリン、シロサイ、クロサイなどを見ることができます。

ケニアにはシロサイ、クロサイの2種類が生息していますが、クロサイは数が少なく滅多に見られないそう。
また、世界を回ってる友人たちから話を聞いても、種類問わずサイだけ見れなかったという話をよく聞きます。

しかし、ナクル湖国立公園では、非常に沢山のシロサイ・クロサイを見ることができるんです!

 

また、フラミンゴ以外にも様々な種類の鳥が生息しており、その数400種類以上。ペリカンなどが見れることもあるんだそう。
私も名前は忘れましたが、なんかすごそうな鳥を見たので、多分すごいんだと思います。

 

 

ナクル湖国立公園に行ってみよう!

ナクル湖国立公園はナイロビから結構距離があるので、二日間ほど確保しておいた方がよいでしょう。

その場合ツアーで申し込むのが安くて良いと思います。ナイロビのダウンタウンにある日本人宿「ニューケニアロッジ」からも申し込みができるかと思いますので、レセプションのリリィに聞いてみてください(笑)交渉も可能です。

ツアーで行かないとなると、人を集めるのが大変+日毎にハイヤーしなければならないので、うまく行かないと高くなってしまいます。私はゲームドライブの仕組みを全く分かっていなかったので、ツアーも予約せず1人で行きました。おすすめしません。

 

アクセス

実は、私はニエリ郡のキアワラというところに住んでいたので、そこから向かいました。バスでキアワラからニエリに行き、そこからナクルへのバスに乗り換えるというとても面倒くさい移動です。
昼過ぎに到着し、1日目のナイトサファリと2日目のホールデイサファリを楽しむ予定でしたが、到着したのが夕方18時だったので諦めました。

終わった後の感想としては、半日でちょうど良かったので、まあ結果オーライでした。

 

とはいえキアワラから行く人はまずいないと思うので、ナイロビからツアーを介さないで行く方法を紹介します。

ナイロビからツアー会社を通さないで行く場合、まずナイロビのダウンタウンへ向かいます。
ニューケニアロッジから少し歩いたところに、ミニバンが沢山止まってある場所があるでしょう。(写真は撮り忘れました…。)上に行先の書いた看板が掲げてあるミニバンです。

その中に「NAKURU」という看板が乗ったミニバンがあると思うので、それに乗ればナクルに着きます。

分からなかったら、現地の人に聞けばすぐわかるはず!料金は片道600kshくらいかそれ以下で行けるはずです。

ちなみにミニバンに乗る時は、人が全然乗っていないものは避けましょう。めちゃくちゃ待たされます。

 

ナクルに到着したら、予約した宿or公園に向かいます。たしかUberが使えなかった気がするので、そのへんでバイタクを捕まえるのが良いかと思います。流しタクシーは怖いので。

 

料金

ゲームドライブの参加方法ですが、ツアー以外だとおそらく下記3つの方法があるでしょう。それぞれ値段は大きく変わるので、注意が必要です。

ケース1
①ナクル湖国立公園内のロッジを予約する(ゲームドライブが宿泊料金に含まれる)
➁ナクルに向かう
➂ゲームドライブ
手軽さ ☆☆☆☆☆
コスト ☆★★★★

ケース2
①ナクル湖周辺の宿を予約する
➁ナクルに向かう
➂宿の人にゲームドライブを予約してもらうよう頼む
④ゲームドライブ
手軽さ ☆☆☆★★
コスト ☆☆☆★★

ケース3
①ナクルに向かう
➁公園に弾丸で行く
➂その辺にいる客引きの人から車をハイヤーする。or 既に予約してそうな人に声をかけ参加させてもらう。
手軽さ ☆★★★★
コスト ☆☆☆★★

ですがやはりケース3はお勧めしません。不確実なことが多く、予定通りいかないでしょう。時間に余裕がある人なら良いですが、無駄に時間が取られそうです。

私の場合はケース2でした。

公園から少し離れた「Kambi Amani」という、宿を予約し、そこのオーナーさんに頼んでゲームドライブを予約してもらいました。
一応一緒に行ける人がいないか聞きましたが、いなかったので結局ハイエース1台を1人でハイヤーするという、めちゃくちゃリッチなことをしてしまいました。かなりショックでした。以下料金を掲載します。

ハイエース半日ハイヤー:約9,000ksh
ハイエース1日ハイヤー:約15,000ksh
ナクル湖国立公園入場料:約6,000ksh

ただ、公園の入場料は1日有効なので、半日だと勿体ないかもしれませんね。私は十分でしたが(笑)

サファリ目当てでアフリカに渡った人であれば、ケース1の公園内ロッジに宿泊するのも良いかと思います。
宿泊料金に含まれていて、いつでも好きな時にゲームドライブに出かけることができます。(いいお値段します)

 

 

どんな動物が見れるの?

私はサファリに詳しいという訳でもなければ、ナクル湖以外のサファリに参加したこともありません。

実はニューケニアロッジに泊まっていた時、居合わせた日本人でマサイマラに行く予定だったのですが、クレジットカードが止まってしまい私だけ参加できなくなってしまいました。

なので、何の動物がレアだとか、○○に比べて動物が多かっただとかは分かりません。

ここではとりあえず見ることのできた動物を、写真でご紹介します。

 

公園に入るとすすぐ、ここの野生動物保護について書かれた看板があります。

 

そこを抜け、いよいよメインゲートをくぐります。

 

シマウマ・インパラ

最初に見たのはシマウマでした。これほど近距離で見たことが無かったので感動です。

同時にインパラも沢山見ることができました。インパラはオスだけ角が生えており、それぞれ別々に行動していました。

その後シマウマとインパラはめちゃくちゃ沢山いたので、見かけてもインパラか…。となってしまうので悲しいです。慣れって良くないですね。

 

サル

3種類ほどのサルを見ました。名前は忘れました。

やはりモデルが良いとそれっぽくなりますね。

 

フラミンゴ・鳥類

森を抜け、湖の畔まで連れて行ってもらうと、沢山の鳥たちがいました。

 

鳥を見るならナクル湖!本当に沢山の鳥がいます。かわいいです。

もちろんフラミンゴも生息しています。昔のように大量に見ることはできませんが、意外とちゃんといます。

 

イボイノシシ

何か見たことある…!と思ったら、ライオンキングのプンバでした。かわいい!

 

キリン

キリンはナイロビのジラフセンターでも見たのですが、国立公園の方が迫力があります。

 

ビッグファイブ

ビッグファイブ(バッファロー、象、ライオン、ヒョウ、サイ)のうち、象とヒョウ以外はみれました。そもそも象は生息していないそうです。

バッファロー。ブルンてなってます。

粘って粘ってやっと見つけたライオン。残念ながらオスを見ることはできませんでした。
しかしメスでも立派なんもんですねぇ。

こちらはシロサイ。他ではなかなか見れないサイも、ナクル湖には沢山いました。

希少なクロサイも。

もっと黒いと思っていたのですが、ちょっと日焼けしたシロサイ?と思ったくらいなのであんまり黒くないです。
見分け方としては、シロサイの口は平らで、クロサイの口は尖っているのだそう。全然分かりません。

実はクロサイは絶滅危惧種で、なんでも角を求めて密猟する人が多いからだそう。中国で高く売れるらしい…。(ガイド談)
そういうのは無くなってほしいものです、ほんと。

 

その他

その他にも、ジャッカルや孔雀、名前の分からない様々な動物をみることができました。

 

サファリの注意点

そんな楽しいサファリですが、抑えておくべき注意点もあります。
是非参考にしてください。

①近づきすぎない
基本車からは降りれないですが、ガイドさん(運転手)に「もっと近づいて!!」と言いすぎて近づいてしまうと、罰金を取られることがあるみたいです。

➁グループで行く
1人で行くと高い上に、話し相手がいなくて寂しいです。ちなみにガイドさんは友達と電話してました。

➂意外と暇な時間が多い
動物を見つければ楽しいですが、見つけるまで結構時間がかかるので、暇な時間も多いです。だんだんマンネリ化してきます。
ちなみにマンネリ化しないコツは、適度な距離間と、相手の良いところを見つけることです。シマウマに遭遇しても「またシマウマかー」と落胆せず、1頭1頭の良いところを見つけましょう。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。
サファリに行ってみたくなったのではないでしょうか。

ケニアにはマサイマラや、ナイロビのすぐ近くにも国立公園があります。
それぞれ見れる動物や環境にも特徴があるので、沢山行ってみることをおすすめします。

ビッグファイブは制覇したいですね。次機会があれば、タンザニアのサファリにも行ってみたいと思います。

それではまた次回。

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